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権力・金・スターが集まる「ニューヨークの王宮」 中国企業に売却

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.08 11:54
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「ヤンキーの格調を見せるところ」。「ニューヨークの王宮」と呼ばれる米国最高級ホテル、ウォルドルフ・アストリア・ニューヨークについて述べた言葉だ。その主人公は英国投資銀行ベアリングブラザースの最盛期、19世紀末-20世紀初めに代表を務めたジョン・ベアリング(1863-1929年)。ウォルドルフ・アストリア・ニューヨークは米国が「世界の工場」に浮上した1893年に建てられた後、「富豪-権力者-スター」が歴史を築いたところだった。

そのホテルが6日(現地時間)、歴史の1ページをまた飾った。中国資本に移ったからだ。価格は19億5000万ドル。買収したのは中国安邦保険集団だ。

 
米メディアは、日本のバブルのピークだった1989年にニューヨーク・ロックフェラーセンターが三菱に売却された時と似た反応だ。ニューヨークタイムズは「最近、中国資本がニューヨークで不動産をショッピングしている」とし「歴史的なビルがまた中国に売れた」と報じた。

安邦保険は今回、ホテル買収史上最も高い金額を支払った。ところが買収代金がすべてではない。ブルームバーグ通信は「安邦保険がウォルドルフを改装する予定」と伝えた。追加で資金を投入するということだ。

ホテルの運営は従来の所有者であるヒルトンワールドワイドが引き受ける。しかも今後100年間だ。グローバルレベルでは新興富豪格である中国企業にとって、このホテルの伝統と品格を維持するのは難しいのかもしれない。

同ホテルは米国覇権の象徴だった。20世紀初めUSスチールなど米国巨大企業が同ホテルの最高級客室で誕生したからだ。「金融皇帝」ジョン・ピアポント・モルガンの主導でだ。50年代にはマリリン・モンローが週1000ドルで宿泊したところでもある。

同ホテルは冷戦時代、外交の中心でもあった。59年には当時のニキータ・フルシチョフソ連共産党書記長がこのホテルに宿泊した。また新興国の権力者が世界覇権国の経済中心であるニューヨークを訪問する時に決まって宿泊するところでもある。65年に訪米した朴正熙(パク・ジョンヒ)元大統領も同ホテルの貴賓だった。

最近の歴史は国連総会が開かれた先月24、25日に作られた。オバマ米大統領と朴槿恵(パク・クネ)大統領、安倍晋三日本首相ら18カ国の首脳がこのホテルに宿泊した。厳重な警備の中、各国首脳は最高級の食事とサービスを楽しみ、国益のために駆け引きした。

そのようなホテルをヒルトンはなぜ売却したのだろうか。ニューヨークタイムズは「ヒルトンがウォルドルフを売却した資金で米国内の他のホテルを買収する計画」と伝えた。旗艦を手放す戦略で第2の飛躍を図るということだ。これは米国資本が好んで使うモデルだ。金融歴史家ジョン・スチール・ゴードンは『ウォールストリート帝国』で「外国資本が自国の好況期に米国のビルや会社を高値に買収し、危機を迎えて安値に売り出せば、米国の資本が買い戻すという歴史が、1850年代以降繰り返されている」と説明した。

その最初の犠牲者が英国人だ。英国人は20世紀初め、米企業を次々と買収したが、第1次世界大戦のため資金難になると安値に売却しなければならなかった。日本も80年代、米国のビルやゴルフ場を高く買い取り、バブル崩壊後に資金難になると安く売り払った。経済歴史家がいう「米国の歴史的幸運」だ。この幸運が中国人を相手に繰り返されるかどうか注目される。

◆ウォルドルフ・アストリア=ニューヨークのパークアベニューに位置する47階建ての最高級ホテル。現在の建物は大恐慌中の1931年に建てられた。ホテルの歴史は1893年に遡る。当時百万長者だったウィリアム・ウォルドルフ・アスターが13階建てのウォルドルフホテルをオープンした。1897年にアストリアホテルがオープンし、1931年に両ホテルを合わせてウォルドルフ・アストリア・ホテルとなった。その後、ホテル王国を作ったコンラッド・ヒルトンが買収した。ニューヨーク市は1993年、ウォルドルフ・アストリア・ホテルを公式ランドマークに指定した。

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