最後まで追われる韓国人、死の準備が必要(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.01 17:09
「死にあう」。
死学を研究する梨花(イファ)女子大国際大学院のチェ・ジュンシク教授(韓国学)は韓国人の死をこのように表現する。誰かに命を奪われるということではない。死ぬ瞬間まで死を軽視し、死が訪れると恐れに地団駄を踏みながら人生をまともに整理することもできないまま空しく亡くなる現実を、このように表現したのだ。『死に人生を問う』を書いたユ・ホジョン延世(ヨンセ)大学保健大学院研究教授も「漠然とした恐怖感のために普段から死に対して合理的な計画をたてられず、人生の最後を台無しにする人が多い」として「治療方法や遺産などをめぐって残った家族間に葛藤を誘発したりもする」とした。