「北核、先に廃棄か補償かという論争で結局何もできず」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.27 14:56
「韓半島の緊張緩和と平和構築」をテーマに26日、ソウルのロッテホテルで開かれた韓半島(朝鮮半島)フォーラム(会長ペク・ヨンチョル建国大名誉教授)では、北朝鮮の核問題解決と南北関係の改善について熱を帯びた討論が続いた。フォーラム出席者はほとんど北朝鮮の核問題を解決するのは容易でないという考えを示した。
総合討論の司会を務めた文正仁(ムン・ジョンイン)延世大教授(政治学)は「中国から今日(26日)戻ってきたが、中国で会った人たちは北の核問題に疲労感を見せていた」と話しながら討論を始めた。北朝鮮が核を放棄する可能性が少なく、時間が経過しながら核保有国になる可能性が高い、とも評価した。
討論参加者は、洪錫ヒョン(ホン・ソクヒョン)中央日報・JTBC会長が演説で述べた「核問題の解決をすべての問題より優先視する立場を見直す必要がある」という問題意識に積極的に同意した。より積極的かつ格別な対策が必要だという主張も多かった。