「ノーベル賞予想」トムソン・ロイター、韓国人含む予想候補27人選定
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.26 15:03
韓国人と韓国人同胞科学者が、来月発表されるノーベル賞の受賞予想者リストに初めて名前を上げた。グローバル学術情報サービス企業のトムソン・ロイターは25日、計9カ国27機関の研究者27人をノーベル賞受賞予想者として選定して発表した。このうちKAIST(韓国科学技術院)化学科特聘教授のユ・リョン基礎科学研究院(IBS)ナノ物質および化学反応研究団長(59)と、米国ジャクソン研究所誘電体医学研究所長のチャールズ・リー(45、韓国名イ・チャンチョル)ソウル大学客員招聘教授がそれぞれ化学賞と生理医学賞分野に含まれた。
トムソン・ロイターは世界で最も膨大な学術情報データベースである「Web of Science」を運営する会社だ。これをもとに1989年から毎年ノーベル賞受賞の予想者リストを発表してきた。昨年まで医学・科学分野のリストに名前をあげた174人のうち34人が実際にノーベル賞を受賞した。10人中2人の割合だ。予想者リストに上がった後、実際に受賞するまでにかかる期間は平均3.8年だ。こうした「ノーベル賞予想」会社が、なぜユ団長とリー教授に注目したのだろうか。