「スーパードル」が来た…米通貨政策の変化でドル高へ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.26 09:34
「最近の急激なドル高に注目している。ドルがさらに値上がりすれば米国の経済成長に影響を与えるしかない」。
ウィリアム・ダドレー米ニューヨーク連邦準備銀行総裁が22日、ニューヨーク・マンハッタンで開かれたブルームバーグ主催のカンファレンスで述べた言葉だ。財務省所管のドルの価値について米連邦準備制度理事会(FRB)の関係者が公式的な席で言及するケースは多くない。それだけ最近のドル高が尋常でないという傍証だ。
24日の世界金融市場で主要6通貨に対するドルの価値を表すドルインデックスは、前日比0.38(0.45%)上昇した85.15で取引を終えた。これは2010年6月(88.47)以来の最高水準。ドルインデックスはユーロ・円・ポンド・カナダドル・クローネ・フランに対するドルの平均価値を表し、この数値が大きくなるほどドルの価値が高くなることを意味する。この指数は先週まで10週連続で上がり、1973年にドルインデックスが登場して以来の最長期上昇記録(9週)も更新した。