強まる輸入車の攻勢…韓国メーカーの対策は(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.25 15:30
輸入車の攻勢が強まり、韓国自動車企業が危機を迎えている。特に現代自動車と起亜自動車の今年前半期の市場シェアが70%を割った。韓国企業はこうした状況を克服するため新車の投入を急いでいる。また、ディーゼルセダンを出し、独ディーゼル車の攻勢を正面から突破するという意志を固めている。現代車の関係者は「世界市場で現代車は性能とデザインで外国車と肩を並べている」とし「技術的な自信をもとに、消費者からさらに信頼されるブランドになるために努力する」と述べた。
韓国自動車産業協会(KAMA)によると、今年上半期の現代・起亜車のシェアはそれぞれ42.7%と26.8%の計69.5%だった。両社の半年基準のシェアが70%を割ったのは2007年上半期以来7年ぶり。国内市場を奪われているのは現代・起亜車だけではない。2007年上半期を基準に韓国GM、ルノーサムスン、双龍自動車のシェアは25.3%だったが、今年前半期は17.1%に減少した。また今年前半期のシェアは現代(42.7%)、起亜(26.8%)に次いで輸入車(12.4%)、そして韓国GM(9.3%)、双竜(4.1%)、ルノーサムスン(3.7%)順となっている。