朴大統領「脱北者、自由意志で目的地を選べるように」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.25 09:08
朴槿恵(パク・クネ)大統領が24日午前(現地時間)、国連総会の基調演説で「戦時の女性への性暴行」に言及したのは意外だ。もちろん「日本」や「慰安婦」という表現を使ってはいない。代わりに紛争地域の女性・児童問題に言及しながら「戦時の女性に対する性暴行はいかなる時代、いかなる地域を問わず明らかに人権と人道主義に反する行為」と強調した。韓国大統領が国連総会の基調演説をしたのは今回が8回目だ。だが迂迴的な形であっても、日本軍の慰安婦問題に言及したのは朴大統領が初めてだ。
演説文の作成過程を知っている政府の核心要人は「日本という表現を直接使ってはいないが、日本軍の慰安婦問題を指摘したことと同じ」として「大統領の意志がそれだけ強かった」と話した。