子どもは産みたくない…ソウル広津区の新生児、13年間で半減
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.23 16:41
ソウル広津区一帯は新婚夫婦の最初の居住地として人気がある。江南(カンナム)から近いうえ、マンション・住宅の価格も幅広いからだ。そのためか、広津区では2000年以降、年平均2800組の夫婦が婚姻届を出している。しかし新婚夫婦が流入するペースに比べ、新生児は増えていない。広津区では2000年、新生児が5693人だった。翌年4746人に減り、2004年には4000人を割った。昨年は2990人まで減少した。10年間で新生児が半分ほど減ったのだ。
新生児の数が減った影響は小学校に及んでいる。君子洞のチャンアン小学校はかつて毎年1000人ずつ卒業生を輩出するほど規模が大きかった。1980-90年代は付近の学校新設などで児童数が減ったが、卒業生400-500人は維持してきた。2007年に428人が学校を卒業した後、卒業生の数は大きく減っている。今年は112人、来年の卒業予定者は108人にすぎない。