ポスコ、インドネシアに大規模投資…日本主導の市場で挽回なるか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.23 16:01
インドネシアとタイ。ポスコではこの両国につくった法人は「要注意会社」だった。ポスコは史上最大の投資額である3兆ウォンを投入して海外最大規模の製鉄所をインドネシアに作ったが、稼働初期の今年初めに高炉に問題が生じて60日間停止していた。タイ法人も同じだ。ポスコは2011年、現地で唯一のステンレス会社タイノックスを買収したが3年間赤字が続いた。海外事業の構造調整という話が出るたびに議論されるほどだった。
そんな2つの法人が、ポスコの新たな期待の星として浮上している。解決法はこれだ。インドネシアは「売れるものを売ろう」、タイは「売っていなかったものを売ろう」戦略を使った。相反した戦略だったがいずれも著しく成功した。「みにくいアヒルの子」のようだった2つの法人の「攻め」と「防御」戦略を、現地で確かめた。