中国大連で投資誘致に出た北朝鮮「韓国排除ではない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.22 08:47
「(南側は)いつでもドアが開いているのだから入ってきなさい」。オ・ウンギル北朝鮮元山(ウォンサン)地区開発総会社の総社長(会長)が20日、中国遼寧省大連市のシャングリラホテルで開かれた北朝鮮の投資説明会場でした話だ。彼は「南側の態度の変化を待っていたが、これ以上待てず、海外投資の誘致をしようとするものであり、南側を排除するわけではない」と主張した。この日の説明会は、世界韓国人貿易協会(ワールド・オクタ)大連支会が用意し、中国や米国・豪州など僑胞(海外在住韓国人)企業の200人余りが参加した。北朝鮮ではオ会長ら5人が参加して史上初めて僑胞企業家を相手に投資誘致活動を展開した。
説明会はオ会長の投資関連法規と環境説明で始まった。彼は「すでに投資手続きを簡素化して国際的基準に合う投資規定も用意している」と強調した。彼は特に「外国人の投資法(19条)で投資企業と投資家の財産を国有化せずに、避けられない事情で国有化する場合は必ず補償をする」という法規定を紹介して出席企業家を安心させた。また海外企業から羅先(ナソン)など経済特区に投資する場合、所得税は14%を適用して先端技術など奨励業種の税率は10%でさらに低いとオ会長は紹介した。社会間接資本(SOC)に投資する場合、追加免税の恩恵も与える。質問応答も続いた。
--投資して財産を全て没収されるのではないかと不安だ。