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<アジア大会>台湾野球チーム、韓国が乗り越えるべき最初の“山”

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.19 14:52
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柳仲逸(リュ・ジュンイル)監督(51)が率いる仁川アジア競技大会の韓国野球代表チームは2大会連続の金メダルに挑む。ホームで開かれる大会を控え、柳仲逸監督は「5戦全勝で金メダルを取る」と意欲を見せた。

難敵は台湾と日本だ。韓国は同じB組の台湾とグループリーグで対戦する。準決勝を経て、決勝で日本または台湾と金メダルを争うことが予想される。2006年ドーハ大会で金メダル、2010年広州大会で銀メダルを獲得した台湾はマイナーリーグの投手が合流した。日本は社会人野球選手で構成されたが、基本技と組織力は無視できない。台湾と日本の戦力を点検した。

 
結局は投手の戦いだ。台湾と対戦する韓国が越えなければならない最初のヤマは相手の投手陣だ。韓国は24日、台湾とグループリーグで対戦する。アジア競技大会で戦力分析を担当しているキム・ジョンジュン戦力分析員は台湾の戦力について「野手はやや劣るが、投手がいい。投手戦になるだろう」と評価した。

台湾は今大会、速球投手を中心に選抜した。キム戦力分析員は「速球投手が来たようだ。投手はほとんど最高球速が150キロ近いボールを投げる。その部分が負担になるかもしれない」と話した。

10人の台湾投手のうち海外組は6人(米国5人、日本1人)、台湾のプロ2人、アマチュア2人で構成されている。キム戦力分析員は「歴代の台湾代表の投手と比べても大きく劣らないとみている」と説明した。

キム分析員は注意すべき投手にフズウェイ(ミネソタ)とチャンシャオチン(クリーブランド)を挙げた。フズウェイは今年シングルAで13試合に登板し、71イニング投げた。成績は8勝2敗、防御率2.15。64三振を奪い、本塁打は1本も許していない。チャンシャオチンはルーキーリーグで10試合に登板、45イニング2/3を投げて4勝2敗、防御率4.53をマークした。2人は韓国戦の先発候補と予想される。

変数はこの2人の投球数だ。所属球団は両投手の投球数を制限している。チャンシャオチンは75球、ウズウェイは85球以上を投げることができない。したがって韓国代表の打者は凡打で退くとしても球数を投げさせる作戦も有効だ。シングルAレベルなら韓国の打者が普段の実力さえ発揮すれば攻略できるとみられる。

警戒対象の筆頭と予想された投手は今回の台湾代表から抜けた。台湾は当初、海外組の王維中(ミルウォーキー)と曾仁和(シカゴ カブス)をエントリーに含める予定だった。王維中はメジャー14試合に登板、17イニング1/3を投げ、勝敗なく防御率10.90。しかし40人のロースターに含まれ、今大会には参加しない。マイナーのシングルAで19試合に登板し、6勝1敗、防御率2.40の曾仁和は、所属チームのシカゴ・カブスが大会参加に反対した。しかし2人が抜けても安定した投手陣を構成したという評価だ。

米国でプレーする海外組5人とプロ3人、アマチュア6人で構成された台湾の野手陣は投手力に比べると力が劣る。キム・ジョンジュン戦力分析員は「アマチュア選手はプロ選手と大きな差がない」とし「目を引く野手は以前から代表チームでプレーしてきた郭岩文と陳俊秀(ともにラミゴ・モンキーズ)程度」と説明した。続いて「全体的なバランスは韓国が優位だが、野球という競技の特性上、投手が強ければ有利になるため負担になるかもしれない」と話した。

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