「過去の歴史謝罪」メルケル首相、ソウル平和賞
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.18 10:18
ナチスドイツのホロコースト(ユダヤ人大虐殺)など過去の歴史について謝罪してきたドイツのアンゲラ・メルケル首相(60)が、第12回ソウル平和賞の受賞者に17日選ばれた。現職の国家元首としては初の受賞だ。
ソウル平和賞審査委員会(イ・チョルスン委員長)は「メルケル首相は過去の歴史謝罪を通した人間の尊厳性と人権問題を国際社会において明らかに覚醒させながら、これを通じて戦争の弊害を伝えて国際平和の重要性を浮上させた」と評価した。
1998年にソウルオリンピック開催を記念して制定されたソウル平和賞は、コフィー・アナン元国連事務総長や国境なき医師団、グラミン銀行のムハマド・ユヌス創設者らノーベル平和賞受賞者も輩出してきた。韓国人では潘基文(バン・ギムン)国連事務総長(第11回)が受賞した。