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【コラム】平壌を訪れてみたら、北朝鮮もコリアだった(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.15 10:52
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「遅れましたね。30分待ちました。また遅れたら、この国であなたにどんなことが起こるか誰にも分かりません…」。

ここでいう「この国」とは、朝鮮民主主義人民共和国だ。ガイドは厳しい表情で私をにらんだ。冗談のようではなかった。

 
1分後、ガイドは笑いながら話した。「ダニエル、私は言いすぎましたか?」。生まれて初めて安堵感の極限状態を私は味わった。だが30分後、バスの外の風景を写真で撮ろうとするとまた別のガイドが「いけません!」と言って私を阻止した。するとバスの中の一行がいっせいに拍手喝采で言った。「また引っかかりましたね」。

少なくとも私には、緊張感よりも楽しさを満喫できる旅行だった。いったい平壌(ピョンヤン)に行った理由は何か。英国のエコノミスト誌に書いた記事を見た北朝鮮の会社が私を招いたからだった。記事に出てくる大同江(テドンガン)ビールをほめて韓国ビールよりもおいしいと主張した(1つ強調したいのは、私は韓国が、ビールを除きほとんどすべての面で北朝鮮よりも上だと話したということだ)。

直接的に北朝鮮訪問の機会を用意してくれたのは、シンガポールに本部を置く朝鮮エクスチェンジ(CE)という会社だった。日程にはマーケティングについての講演や企業家精神についてのワークショップの参加が含まれていた。CEは北朝鮮の人々にビジネス・経済・法を教育している。

もちろん私は北朝鮮体制の「ファン」ではないが、北朝鮮の中に「積極的に飛び込むこと」が必要だと信じている。私は北朝鮮に良質の雇用が生まれて経済発展が実現するのに何か小さな寄与でもしたい。とにもかくにも北朝鮮は非常に貧しい国ではないか。私が選択した講演テーマは「アンダードッグ(underdog)がビジネス活動を促進するにはどのようにすべきか」だった。私の講演を聞く人々は、ほとんどが資金やビジネス原則についての基礎的な知識、世界市場の傾向に対する研究能力が不足しているということを考慮したテーマだった。

だが事実、北朝鮮では企業活動が増えている。国の底辺だけでなく中・上級のエリートの間でもそうだ。訪問期間に数多くの証拠を目撃できた。街中には当局の黙認のもとで小規模な市場が形成されている。平壌全域に高層ビルが増えている。特に平壌に住む外国人が「ピョンハッタン(Pyonghattan=平壌+マンハッタン)」と呼ぶ万寿台(マンスデ)がそうだ。労働力を提供するのは軍人だ。北朝鮮の国営メディアは実際に彼らを「軍人建設者」と呼ぶ。


【コラム】平壌を訪れてみたら、北朝鮮もコリアだった(2)

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