第2ロッテワールド低層部オープン、点検ばかり繰り返すソウル市
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.12 16:51
ソウル市が第2ロッテワールド低層部の商業施設(ショッピングモール)のプレオープンから5日目、追加点検計画をまた発表した。
ソウル市が11日に出した対策は▼関係機関・専門家が参加する安全訓練▼メディアに公開するプレスツアー▼駐車場予約制など交通状況モニタリング▼松坡区・松坡警察署・ロッテとタスクフォースチーム(TFT)構成--などの内容が含まれている。秋夕(チュソク、中秋)連休中の始めたプレオープンに対し「決定を市民に押しつけている」という批判が出たことを受け、後続対策を出したのだ。
しかしソウル市がこの日出した内容は、7、8月に市民・専門家諮問団がほとんど実施したものだ。専門家の評価も事実上終えた状態だ。これに先立って朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長は7月22日付の中央日報のインタビュー記事で、第2ロッテワールド商業施設のオープンに関し、「安全について結論を出すため、私が(会議テーブル)に座り、両側に反対意見を持つ専門家を座らせた後、意見を聴取した」とし「市長としてすべきことはまさにこういう(判断して決める)ことだ」と述べた。7月17日に商業施設オープンを許可しなかったが、安全・交通問題が解消されれば承認を決めるということであり、「制度の信頼と安定性」を強調したメッセージだった。