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<アジア大会>歴代最弱のサッカー韓国代表が反転するには?

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2014.09.12 13:57
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最弱チームが最高の成績を出す反転ドラマを描くことができるのか。

イ・グァンジョン監督(50)監督が率いる仁川アジア競技大会サッカー韓国男子代表に対する「懸念」が「現実」として表れている。韓国は10日に行った大会前の最後の評価試合でアラブ首長国連邦(UAE)に2-1で勝ったが、攻撃から守備までちぐはぐなプレーを見せた。選手のAマッチ経験不足が大きな問題点に指摘された。

 
オーバーエージで選ばれたFW金信旭(キム・シンウク、26、蔚山)は「2002年から2010年までのアジア競技大会の代表メンバーを見た。私たちが一番弱いようだ」と冷静に評価した。

実際、1998年までアジア競技大会には成人代表チームが出場した。そして2002年釜山大会からU-23(23歳以下)選手と1チームあたり3人までのオーバーエージ(24歳以上)が許される方向に規定が変わった。

韓国はこれまでアジア競技大会にできる限りベストメンバーで臨んできた。2002年釜山アジア競技大会を振り返ると豪華メンバーがそろっている。ワールドカップ(W杯)4強の主役、李栄杓(イ・ヨンピョ、36)と李雲在(イ・ウンジェ、41)がオーバーエージで合流し、朴智星(パク・チソン、33)と李東国(イ・ドングク、35、全北)、李天秀(イ・チョンス、33、仁川)もU-23選手としてプレーした。Aマッチ経験者だけで11人にのぼった。この選手たちはAマッチ265試合で23得点した。A代表チームと比べても劣らない記録だ。

ドーハアジア競技大会が開催された2006年の韓国代表も相当な戦力だった。全盛期だった朴主永(パク・ジュヨン、29)がいたし、オーバーエージで李天秀と金斗炫(キム・ドゥヒョン、32、水原)、金東進(キム・ドンジン、32、ムアントン)がチームを支えた。22人のうち18人がAマッチ経験者だった。

2010年広州大会ではAマッチ経験者が8人と大幅に減った。当時の洪明甫(ホン・ミョンボ)監督(45)が2012年ロンドンオリンピック(五輪)に備えるため23歳ではなく21歳以下の選手を主軸に選んだからだ。それでもオーバーエージで朴主永、金正友(キム・ジョンウ、32、アル・シャールジャ)が加わり、経験不足をカバーした。

しかしアジア競技大会の韓国代表は結果を出せなかった。韓国は1986年のソウルアジア競技大会で優勝して以来、一度も頂点に立っていない。仁川アジア競技大会で28年ぶりの金メダルを狙う韓国代表は、過去の代表チームに比べてメンバーが劣る。U-21選手が中心だった広州大会の代表チームよりAマッチ経験が不足している。22人のうちA代表チームを経験した選手は6人にすぎない。オーバーエージで選ばれた金信旭と朴柱昊(パク・チュホ、27、マインツ)を除けば、Aマッチ10試合以上の出場経験者がいない。実際、金信旭と朴柱昊もA代表チームでは主力でなかった。

しかし代表チームは名前の価値がすべてではないと信じている。金信旭は「選手個人でみると弱いかもしれないが、チームとしては最も強くなり、最高の成績を出す」と誓った。

イ・グァンジョン監督も自信があふれる。イ監督は昨年、トルコU-20W杯で歴代最弱と評価されたメンバーを率いて8強に進出した。イ監督は「金メダルを目標に毎試合、決勝のように臨む」と覚悟を見せた。韓国は14日にマレーシアとA組の初戦を行う。

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