輸入車と燃費競争…韓国車、突破口を見つけるべき(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.11 14:01
3.0級セダンでは唯一アウディ「A6 3.0TDIクアトロ」がベストセラーカーリストに名前を上げた。同級エンジンのBMW「530d xドライブ」(8830万ウォン)、クライスラー「300cディーゼル」(6140万ウォン)に比べ価格競争力がある。「A6 3.0TDIクアトロ」は燃費も15.9キロメートルで「530d xドライブ」(14.3キロメートル)、「300cディーゼル」(13.8キロメートル)に比べ高い。
韓国車が集まっているcc当たり1万5000ウォン以下の車では軽自動車である現代自動車の「モーニング」(15.2キロメートル)、韓国GMの「シボレー・スパーク」(14.8キロメートル)が高燃費を誇った。「モーニング」は上半期に4万6759台を売り韓国車の国内販売1位を占めた。軽自動車を除くと「SM3ネオ」が15キロメートルで燃費が最も高かった。現代と起亜の主力車種である「グレンジャー」「K7」「LFソナタ」「K5」「YFソナタ」などはすべて1リットル当たり11キロメートル台で相対的に燃費が低かった。
国産スポーツユーティリティー車(SUV)では現代自動車の「ツーソン」と「サンタフェ」、起亜自動車の「スポーテージ」「ソレント」が14キロメートル前後の燃費を見せる一方、双竜(サンヨン)自動車の「コランド」が12.8キロメートルで燃費がやや低かった。韓国産SUVで最も高い「ソレント」は価格が3340万ウォンであるフォルクスワーゲンの「ハッチバックゴルフ」とわずか185万ウォンしか差がない。燃費は「ソレント」の13.8キロメートルより「ゴルフ」の16.7キロメートルの方が高い。広い室内空間と雄壮さを選択するなら「ソレント」、コンパクトさと燃費の効率を考えればフォルクスワーゲン「ゴルフ」が良い。燃費差による燃料代の違いで両車の価格差を相殺するには5.86年かかる。輸入車と韓国車合わせて40モデルのうち最も燃費が劣る車両はフォードの「エクスプローラ3.5L V6 Ti-VCTエンジン」だった。同級排気量のベンツ「E300アバンギャルド」(3498cc)より2.6キロメートル落ちるだけでなく、現代自動車「ジェネシスG330」(3342cc)よりも1.1キロメートル低かった。