輸入車と燃費競争…韓国車、突破口を見つけるべき(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.11 14:01
京畿道華城(キョンギド・ファソン)の東灘(トンタン)新都市に住むイさんは名節の時期が来ると900キロメートル近く走行する。今回の秋夕(チュソク)も同様だった。まず故郷である京畿道楊坪(ヤンピョン)まで往復180キロメートルを走った。秋夕当日の8日には自宅に戻り、小学校に通う2人の娘の荷物をまとめ妻の実家である全羅南道南原(チョンラナムド・ナムウォン)に出発した。イさんは「途中で買い物もし、旅行にも行ったら5日間の総移動距離は892キロメートルだった」と話した。
イさんは2009年式「アバンテ」に乗るが燃費は1リットル当たり14キロメートルを少し超える水準だ。今回の連休期間中に彼は燃料代として11万7000ウォンを支出した。イさんは10日午後に妻とともに計算機を叩いた。普段から関心があった輸入車と燃料代を確かめたのだ。フォルクスワーゲン「ゴルフ2.0」で同じ区間を移動した時の燃料代は軽油で8万8000ウォンとなった。3万ウォン近い差がある。イさんは「最近は燃料価格が安定的なのでましな方だが、ソウルに通勤すればアバンテも燃料代負担は少なくない。新しい車を買う時は燃費が優秀なドイツ車を考慮するだろう」と話した。