【社説】事故よりも失望させる韓国軍の対応
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.05 11:33
軍が相次ぐ事故とともに、頻繁な言葉の言い換えと未熟な対応で失望を抱かせている。ユン一等兵殴打死亡と申鉉惇(シン・ヒョンドン)前陸軍第1軍司令官の泥酔醜態など、軍は事件・事故が発生する度に、最初は隠蔽と否認で一貫した。そして叱責と指摘を受けてから言葉を変える姿を繰り返している。このため軍に対する国民の信頼は大きく落ち、言葉の言い換えの頻度も黙過できないレベルに達した。
国防部は申前司令官事件を軍首脳部が把握した時点をめぐり一日で言葉を変え、事件を縮小・隠蔽しようとしたのではという疑惑を自ら招いた。2日には「事件発生後に公式的に報告を受けたことはなく、最近、人事系統を通じて事件を知った」と話していたが、3日には「事件を知った首都防衛司令部がすぐに(6月19日)陸軍本部に報告し、当時の権五晟(クォン・オソン)陸軍総長が申前司令官に指揮所(公館)にすぐに復帰するよう命じたことが確認された」と述べた。