「ＩＳ唯一の武器は恐怖…その人質になってはならない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.05 11:31
「私たちの敵が自らの唯一の武器（恐怖）として私たちを人質に取るようにさせてはいけない」。
「イスラム国（ＩＳ）」によって２人目の犠牲になった米国人記者スティーブン・ソトロフ氏の家族が、苦痛の中でもこのように誓ったと家族の広報役をつとめるバラク・バフィ氏が３日（現地時間）、伝えた。ソトロフの友人である彼は「ソトロフは英雄ではないが戦争狂でもなかった」として「純粋に弱い者たちの声を伝えようとした」と話した。
イスラエルの外務省報道官はこの日、ソトロフ氏が米国とイスラエルの二重国籍を持つユダヤ人だと明らかにした。イスラエル当局は先月１９日、動画を通じてソトロフ氏が２人目の犠牲者に指定された時からこの事実を把握していたが、彼がさらに危険になると判断して隠してきた。