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韓国陸軍第1軍司令官、飲酒騒動で転役

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.03 14:12
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申鉉惇(シン・ヒョンドン、陸軍士官学校35期、隊長)第1軍司令官が2日、突然に転役した。

韓国国防部は「軍事対備態勢期間に作戦地域を離脱して飲酒で物議をかもした第1軍司令官が退役志願書を提出し、国防部はこれを受理した」と明らかにした。辞意が表明できないようになっている現役軍人の特性上、転役要請を受け入れたのは事実上の強制役職転向に該当する。2004年シン・イルス元連合司令部副司令官が不正容疑で拘束されて辞任したことはあるが、星4つの現役隊長がこのような問題で転役したのは初めてだ。

 
国防部と陸軍によると、申前司令官は大統領の海外歴訪期間中の6月19日、部隊のある原州(ウォンジュ)を離れて母校の清州(チョンジュ)の高等学校で安保講演を行った。その後近くの食堂で同窓生と酒を交えた夕食をとった。申前司令官は部隊に復帰する過程で軍服の襟を開けて清州近隣の梧倉(オチャン)サービスエリアのトイレを訪れた。当時、彼に遂行した参謀は申前司令官がトイレを利用している間、サービスエリア利用客の出入りを禁じた。この過程でトイレを利用しようとする一市民ともめごとが起き、この市民は関連事実を首都防衛司令部当直室に申告した。

国防部関係者は「申前司令官は翌日には該当民間人に(電話で)謝ったが、うわさが広がり負担を感じて退役志願書を出すことになった」と話した。特に大統領が海外を歴訪している間に主要指揮官が作戦地域を抜け出すことができないようになっている規定を破ったことも負担となっていたという。国防部は後任の第1軍司令官が任命される前まで、張駿圭(チャン・ジュンギュ)副指令官(中将)を職務代理に任命した。

国防部関係者は申司令官の飲酒騒動を軍当局が2カ月以上隠した疑惑について「国防部は最近になって人事チャンネルを通じて関連事実を認知した」と釈明した。ユン一等兵殴打死亡事件の余波で陸軍参謀総長や第6軍団長などが相次いで交代となる不明瞭な状況で現役隊長の不適切な行動まで明るみになり、軍の肩身はより一層狭くなることになった。

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