「日本も中国も味方」…実利を得るインド
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.01 07:48
インドのモディ首相(64)の「スマート外交」が注目されている。米国・中国・日本がインドを味方に引き込もうと努力するのを利用し、国益を最大限に得ている。
モディ首相は先月30日から4泊5日の日程で日本訪問を始めた。モディ首相は日本経済新聞などとのインタビューで、安倍首相が日本の武器輸出を事実上禁止していた「武器輸出3原則」を撤廃したことを歓迎し、「日本とインドの防衛・安全保障分野関係を格上げする時がきた」と述べた。
モディ首相は今回の訪問を通じて、海上自衛隊の救難用飛行艇US2の輸入と新幹線のインド導入を議論する予定だ。中国を牽制するためインドの協力が切実な日本は、インドの道路・鉄道・港湾建設のためにインド・インフラ金融公社(IIFCL)に500億円の長期低利借款を提供することにした。また5年間にわたり借款・民間投資などで数兆円の経済支援を提供することも推進する。