不良火災報知器を追加で確認…景福宮・金浦空港など100カ所に設置
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.28 07:58
景福宮(キョンボックン)や金浦(キンポ)空港など国家主要文化財・施設100カ所ほどに不良火災報知器(火花感知器)が納品されたことが消防防災庁の調査で追加で確認された。火花感知器とは、大型火災を防ぐために小さな火を感知し、管轄の消防署に自動で知らせる高価な先端防災システム。
これに先立ってソウル地方警察庁広域捜査隊は崇礼門(スンレムン、南大門)、新古里(シンゴリ)原子力発電所など国家核心施設およそ200カ所に不良火災報知器が設置されたという情報を入手し、捜査を行っている。
27日の消防防災庁によると、不良火災報知器を納品したK社の製品が設置されたところは全国337カ所にのぼることが分かった。今回追加で確認されたところには、景福宮(ソウル鍾路)、修徳寺(忠南礼山)など文化財、延世大・高麗大師範大学付属高校など86校、金浦空港内海洋警察航空隊の格納庫、仁川アシアナ航空格納庫など空港施設が含まれている。