【時論】“地面の反乱”シンクホール、乱開発が呼んだ人災(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.27 16:24
最近、ソウルでシンクホールが相次いで発生して国民が不安に駆られている。特に今月5日、ソウル松坡区(ソンパグ)の石村(ソクチョン)地下車道のアスファルトの一部が深さ5メートルにわたって崩れてすぐにソウル市が土砂160万トンを埋めたが、その2日後に再び2メートルの地盤沈下が起きた。ここではトンネルの形をした大型空洞まで相次いで発見された。地面が丸く陥没する現象をシンクホール(sinkhole)という。
一般的に韓国内で見られる沈下現象は各種土木工事と関連がある。トンネル工事の補強不良、地下掘削支持台の不足、地下水の過多排出、土砂締固めの不良、老朽上下水道管の破損などが原因だ。このうち地下空洞は地下トンネル工事と都市化にともなう地下水過多排出でできるケースがほとんどだ。