【グローバルアイ】「戦争ができる国」日本の蒸し暑さ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.23 12:53
8月の日本は暑い。島国特有の湿った空気、40度近くまで上がる気温は耐えがたい。日本人はこうした暑さを「蒸し暑い」と表現する。東京特派員として赴任してから1カ月も経たないうちに迎えた8・15光復(解放)節もそうだった。
朝から安倍内閣の閣僚と国会議員が参拝した靖国神社は暑かった。韓日関係悪化の象徴的な場所を初めて取材するという緊張感と強烈な日差しに額からは汗が流れ続けた。しかし蒸し暑さは長く続かなかった。背筋がぞっとするような光景を見たからだ。退役軍人と思われる高齢者は戦争の郷愁に浸るように軍服を着ていた。戦争の惨状を知らない20代の青年は旭日旗を掲げた。号令に合わせて行進するこの人たちの顔からは、今すぐにも国から呼ばれれば戦場に駆けつけるという悲壮感と殺気が感じられた。