<法王訪韓>女性の差別・暴力からの解放に共感した法王…慰安婦被害女性ら慰める
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.19 09:37
1/2
フランシスコ法王は訪韓最終日の18日午前、ソウルの明洞聖堂で執典した「平和と和解のためのミサ」に日本軍の元慰安婦被害女性らを招いて慰めた。カン・イルチュルさんが法王に伝える故キム・スンドクさんの作品『咲くことのなかった花』の絵を入れている。写真左側はキム・クンジャさん。(写真=ナムヌの家)
「慰安婦問題は、まだ終わっていません。早く解決されるように助けてください」。
フランシスコ法王は慰安婦被害者の金福童(キム・ボクドン、89)さんの言葉が終わると静かに手を握って、首を縦に振った。金福童さんはチョウの形をしたバッジを法王に渡した。別名「希望のチョウ」のバッジだ。チョウは慰安婦被害女性をはじめとするすべての女性たちが差別と暴力から解放されることを願うという意味を込めている。金福童さんはバッジの意味を法王に説明した。法王は、受けとったバッジを自身の祭服につけた。金色のチョウはミサが終わって法王が違う服に着替える時まで胸の上で輝いていた。