韓流留学生を誘致…語学・料理学校受講生ビザ発行(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.13 16:00
京畿道富川市(キョンギド、プチョンシ)にある心臓専門の世宗(セジョン)病院は昨年ロシア・モンゴル・カザフスタンなど13カ国から来た外国人患者1003人を診療した。そのうち児童心臓病患者が121人(12%)だった。韓国では児童心臓病患者が減っているが、海外低開発国家では患者は多いが医療技術が不足している。韓国医療界が領域を拡張する余地が海外にあるわけだ。
12日に開かれた第6次貿易投資振興会議は韓国の医療機関が海外患者を積極誘致することができるように制度を改善することに焦点を合わせた。この日発表された有望サービス産業育成計画135個の課題のうち30個(22%)が保健・医療分野だ。政府は2017年に外国人患者(利用日数基準)150万人を誘致するという目標を立てた。診療輸入額目標は1兆5000億ウォン(約1491億円)だ。昨年の外国人患者が65万人だったから4年後には2.3倍に増えることになる。韓国に誘致する外国人患者数は2017年にシンガポール(85万人)を追い抜き、タイ(250万人)を追撃するということだ。外国人患者が入国すれば韓国内の宿泊・食べ物・ショッピングなどサービス産業の売り上げ増加も期待される。保健福祉部によると2009年には外国人患者1人当り94万ウォンを診療費として使ったが、昨年は190万ウォンに増えた。福祉部のペ・ビョンジュン保健産業政策局長は「年間売り上げ1兆ウォンである医療機関は1万人以上を雇用しているが、海外患者が増えれば高級雇用も増える」と話した。