朴正煕、南北対話契機に備え… 李明博、独島訪問後天皇謝罪言及
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.08.12 10:29
歴代大統領の光復節(8月15日)の祝辞はいつも関心の対象となった。独立・建国・統一という3つのテーマが溶け込んだ複合的な祝日であるため大統領は祝辞に格別の精魂を込めた。韓国内政界はもちろん日本と北朝鮮も韓国の大統領の8・15慶祝辞を政府の対日・対北朝鮮政策の照尺と考え注目してきた。
最も話題を集めたのは2012年光復節直前に大統領では初めて独島(ドクト、日本名・竹島)を訪問した李明博(イ・ミョンバク)大統領だ。その年の8月10日に独島を訪れて警備隊員を激励し、韓国領標石を見に行った李大統領は光復節の1日前である14日には「天皇が韓国を訪問したければ独立運動をした方に心から謝罪しなければならない」と言って対日強攻ドライブを継続した。現職大統領が天皇の謝罪を公開言及したのもやはり初めてだった。日本が激しく反発し、2011年3・11東日本大震災の際に韓国の惜しみない支援で蜜月を謳歌していた韓日関係は急速に冷え込んだ。その基調は今まで続いている。