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【中央時評】勝者なき戦争、ガザの悲劇(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.11 15:51
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1カ月近く続いた第3次ガザ事態。イスラエルがガザ地区から地上軍を撤収してハマスもやはりロケット発射を自制するなど、その終わりが見えるものと思われていた。しかしエジプト政府の仲裁で用意された72時間の暫定休戦が終わる中で、再び不安が高まっていると同時に国際社会の憂慮もまた大きくなっている。

イスラエルは侵攻の目的を達成した。ハマス戦力の相当部分を瓦解させ、ガザとイスラエルをつなぐハマスの秘密トンネル32本を探し出して破壊した。その上、アイアンドームという秘蔵の武器でハマスのロケット攻撃を事実上無力化することにも成功した。イスラエル国民の86%が今回の侵攻を積極的に支持するなど内部の凝集力を精一杯誇示したこともはずせない。

 
しかしこれは片一方の話だ。イスラエルの無差別攻撃にガザ地域だけでパレスチナの死亡者1848人、負傷者9000人余りが発生した。そのうち80%以上が民間人だと集計されている。8月4日ユニセフによれば子供の死亡者は408人で、全民間人死亡者の31%に該当する。モスク、病院、市場、イスラム大学、子供の遊び場、さらに国連が運営する学校施設に対しても無差別打撃を加えたのだから当然の結果だ。

この残酷な現象に国際社会の公憤は増幅されている。普段から言葉を慎んでいる潘基文(バン・ギムン)国連事務総長までがイスラエルの行為を「道徳的暴挙であり犯罪」と批判した。イスラム圏はもちろん全世界的に反ユダヤ感情が高まってドイツでは「イスラエル-ナチス殺人者」というタブーのスローガンまで出回っている。あちこちでイスラエル製品をボイコットする動きも見える。戦争での勝利の裏側で国際的な孤立が深刻化しているという傍証だ。

イスラエル政府はハマスが民間人を人間の盾として利用しているので仕方なかったという立場を守っているが、世界の耳目は冷静だ。米国の世論調査機関ピュー・リサーチセンターの6月の世論調査を見ればイスラエルはイラン、北朝鮮の次に否定的な国家と認識されている。中東地域で唯一の民主国家、「自由・定義・平和」というメシア的価値を建国理念とする国というイメージは、一挙に消えてしまった。そのような模範国家がガザ地区を「窓のない監獄」と呼ばれる内部植民地にして統制し、子供を含む罪のない良民たちを大量殺傷したという事実は、にわかに信じがたい。世界の人の目から見ればイスラエルもやはり勝者ではなく敗者にすぎない。


【中央時評】勝者なき戦争、ガザの悲劇(2)

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