韓国検察、産経新聞ソウル支局長に出国禁止措置
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.10 10:37
セウォル号沈没事故当日に朴槿恵(パク・クネ)大統領がある男性に会っていたという証券街でのうわさを報道し、出版物による名誉毀損容疑で告発された産経新聞ソウル支局長に検察が出頭するよう通知した。検察は支局長を出国禁止にした。
ソウル中央地検は9日、加藤達也支局長に12日に検察に出頭するよう通知したと明らかにした。産経新聞は3日に「朴槿恵大統領が旅客船沈没当日、行方不明に…誰と会っていた?」という見出しの記事で、朝鮮日報のコラムを引用し、セウォル号沈没事故当日の4月16日に7時間ほど朴大統領の所在が把握されていなかったと私生活の疑惑を提起した。また「当時朴大統領が秘密裏に接触した男性と一緒にいたといううわさが証券街の情報誌などを通じて出回っている」「現政権がレームダックに入っている」と評価したりもした。加藤支局長は検察の出頭要請に応じる意向を伝えたという。