주요 기사 바로가기

【取材日記】国防部と陸軍、責任押し付けあっている場合か=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.07 17:09
0
1日夜から2日午前中まで、国防部と陸軍関係者たちは火花を散らすように電話をかけまくっていた。もちろん第28師団のユン一等兵死亡事件の波紋収拾のためだった。

先月31日、軍人権センターが真相を公開したユン一等兵事件は「悪魔の殴打」に続き、陸軍の真相隠ぺい疑惑に広まっていた。国防部は普段は2000件程度のコメントが上がってくれば深刻な事案に分類して謝罪や追加対策を議論してきた。ところがこの日一日だけで非難コメントは3万件に迫った。「格別の対策」が必要だという報告が韓民求(ハン・ミング)国防部長官に上がった。

 
国防部の高位当局者が権五晟(クォン・オソン)陸軍参謀総長に直接会って「総長の謝罪が必要だ」という意見を伝えた。しかし陸軍は受け入れなかった。陸軍の一部では「国防部が陸軍に責任を転嫁しようとしている」とか「総長を揺さぶろうと図っている」という批判的な声まで出てきた。国防部と陸軍の間の通話には、互いに感情に触るような言葉まで出てきたという。国防部と陸軍間に対立が起きてもおかしくなかった。

彼らがもどかしい動きを見せている時に、休暇中だった朴槿恵(パク・クネ)大統領が1日、韓国防部長官に電話をかけた。今回の事件に対する真相を確かめるためだった。

大統領から電話をもらって事態の深刻さを感じた韓長官は2日午後にあわてて各軍参謀総長を招集し、国防部は休日の土曜日に出入り記者に文字メッセージと電子メールで緊急会議の開催を知らせるのに忙しかった。遅ればせながら事態の鎮火に努力する姿を伝えるためだった。

一連の過程を見守っていて、驚いたという思いしか浮かばない。状況の厳重さを分からない国防部と軍の「鈍感ぶり」のことだ。軍に子供を預けた親の気持ちが分からないといっても、ここまで分からないこともあるのかと疑うばかりだ。いったい、互いに責任を押し付けあっている場合なのか。朴大統領は休暇から戻ってきて国務会議を主宰しながら「一罰百戒」を注文した。

権五晟参謀総長は結局、辞任した。あらかじめ謝罪をして誠実さのある対策を提示していたとしても責任を免れることは難しかったかもしれない。であれば、やるべきことをやり終えてから武将らしくより堂々と席から降りることができたはずだ。リーダーシップを見せられずに対立する姿だけを露呈した国防部も見苦しいのは同じだ。

6日に発足した民・官・軍の兵営文化革新委員会。韓長官は「悲感する気持ちで来た」と挨拶の言葉を述べた。「陸軍参謀総長が来るべきなのに…」としながらだ。ユン一等兵事件で陸軍参謀総長まで離れてしまい一歩遅れて悲感を感じるには十分だ。安直だった国防部と陸軍が、共に自ら招いた状況なのだ。

ジョン・ヨンス政治国際部門記者

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP