韓国最大「カカオトーク」がモバイル決済…銀行の二面戦略(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.06 11:56
モバイル金融サービスの利用者が増え戦国時代が到来した。韓国最多加入者を保有しているカカオトークが早ければ来月にもモバイル送金決済市場進出を控えている。中国最大のオンライン決済会社アリペイも韓国の法律に基づいた先払い式電子支払い手段発行業者として登録することを議論中だ。金融会社はカカオと提携して安定した消費者確保に乗り出しつつ、独自に開発して運営中の電子ウォレットの強化にも乗り出している。
韓国銀行と統計庁によると、スマートフォンを利用したモバイルバンキングの登録者数は今年4000万人を超えた。利用件数もインターネットバンキングの43%まで拡大した。カードなどを活用したモバイルショッピング取り引き額は3兆1930億ウォンでオンラインショッピング取り引き額10兆5830億ウォンの30%に達する。第2四半期基準でオンラインショッピング取り引き額は前年比14.4%増加したが、モバイルを通じた取り引き額は136.9%増えた。急速にモバイルへシフトする顧客の動きに合わせ金融会社やIT企業の競争も激しくなるほかない。