元慰安婦の女性に会ったホワイトハウス「時間は多くないことを知った」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.06 08:02
米ホワイトハウスと国務省が元慰安婦の女性と公式面談したことが4日(現地時間)確認された。その間、米国議会レベルで元慰安婦から意見を聞いたことはあったが、ホワイトハウスと国務省の関係者が相次いで元慰安婦に会ったのは初めて。このため米国政府が慰安婦問題に対してより積極的に動くのではという期待感が生じている。
現地消息筋によると、米国に滞在中だった慰安婦被害者の李玉善(イ・オクソン)さん(87)と姜日出(カン・イルチュル)さん(86)は先月30日、ホワイトハウスで、 アニメスコフ副補佐官兼公共業務局長と職員1人に会った。翌日の31日には国務省東アジア担当者が2人の女性に会って意見を聞いた。李さんと姜さんは4日、ニュージャージー州ユニオンシティで開催された「日本軍強制動員軍慰安婦碑」の除幕式に出席するため、米国を訪問中だった。
李さんと姜さんはホワイトハウスの面談で「日本の謝罪と賠償を受けるのが願い」とし「米国政府がこれに対して積極的に動いてほしい」と強調した。ホワイトハウスの関係者は「(高齢のため)時間が多くないということを知った」とし「国家安保会議(NSC)の人たち、および外交安保パートとこの問題を共有する」と答えたという。ホワイトハウスの関係者は「短い時間にこの問題を確認し、また女性らに会う」と明らかにした。