“死のウイルス”エボラ出血熱、空気感染しないが血液・唾・汗には要注意(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.04 11:46
「死のウイルス」と呼ばれるエボラ出血熱は2月からギニア・リベリア・シエラレオネの西アフリカ3カ国を中心に急速に拡大している。1967年にドイツ微生物学者マールブルクがコンゴ民主共和国のエボラ川で初めて発見し、名づけられたこのウイルスは、現在まで予防ワクチンや治療剤がない。最高致死率が90%に達するだけに、検証されていない誤解も多い。以下は世界保健機関(WHO)と米疾病対策センター(CDC)がエボラ出血熱について発表した資料に基づき整理した一問一答。
Q=感染すればすぐに死亡するのか。
A=そうではない。エボラの致死率は最高90%に達する。しかし西アフリカ3カ国の保健当局は多くの感染患者が回復し、現在、致死率を70%程度とみている。患者が発病後すぐに病院に行き、脱水を防ぐ治療を受けたのが功を奏したという説明だ。