「宇宙マウス」日本で誕生…地球の150倍放射線耐えた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.01 08:57
宇宙の強い放射線に耐え抜いた「宇宙マウス」が世界で初めて誕生した。日本の山梨大学若山研究室は国際宇宙ステーション(ISS)で長期間保管したマウスの精子と地上の雌の卵子を人工受精させ、マウスを誕生させるのに成功したと発表した。国際宇宙ステーションの放射線量は地上の約150倍に達する。宇宙放射線に露出した魚類や両生類の繁殖成功事例があるが哺乳類は初めてだ。日本のメディアは31日、人類の未来が広がる宇宙で哺乳類精子を保存するのに大きな問題がないという点が確認されたと報道した。
山梨大学生命環境学部の若山照彦(繁殖生物学)教授は妻の若山清香特任助教授とともに実験を主導した。宇宙放射線が哺乳類の生殖細胞に及ぼす影響を調査する実験に日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)も参加した。