今日も暑い…韓半島、6年後には“猛暑の災難”
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.30 08:29
2020年7月30日。33度を越える猛暑が10日連続する。春から始まった日照りが3カ月間続くと全国の貯水池は亀の甲羅のようにひび割れる。河川と海にグリーンタイド(緑潮)現象が急速に拡散しながら魚類がへい死する。牛乳・卵の生産量が急減して価格が暴騰し、物価大乱が広がる。脳炎蚊や害虫・蜂の群れが活動を活発化させて伝染病が猛威をふるう。それでなくても高齢化で老人人口が増加した状況で、猛暑に弱い老人たちは温熱疾患で倒れる。電力大乱で列車や航空機が止まり、交通大戦争につながる。猛暑による偶発的殺人など強力犯罪で社会不安が大きくなる。
遠い未来でなく今後6年後に現実として近づいている「韓半島(朝鮮半島)猛暑災難シナリオ」の一部だ。安全行政部傘下の国立災難安全研究院がビッグデータ分析を通じて描いた不安な未来像だ。イ・ジョンソル安全研究室長は「高齢者は猛暑被害に特に弱いが、これに高齢化が重なると2020年以降、年間30日以上続く猛暑で年間1万人の超過死亡者が発生するおそれがある」と警告した。猛暑が猛威を振るった年に平年より多く亡くなった被害者(超過死亡者)は1994年韓国で3000人余り、2004年フランスで1万人が発生した。