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【コラム】革新と嘘つき少年=韓国

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.07.29 18:25
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革新は古くなった風俗や慣習・組織などを完全に変えて新しくするという意味を持っている。剥いだばかりの革である皮をなめして新品同様に作ったものが“革”だ。だから皮を革に変えるように、革新は従来の短所は捨てつつ長所は育てる180度一新することを称する。イノベーション(innovation)という英単語を考えれば意味がいっそう明らかになる。技術革新や革新企業など特に経済分野で先端を象徴するアイコンとして位置づいてきたのが革新だ。

新しいということはいつも肯定的な期待を呼び起こす。革命でも改革とはまた別の語感だ。革命はあらゆる事をひっくり返す、属性上の急進的な変化を敬遠する者には負担になる単語だ。反対に改革は遅々と進まないというイメージを伴う。これには歴代政府が打ち出した改革が毎回のように所期の成果を上げることが出来なかった前例も一役買っている。これに対し比べて革新は革命よりは安定感あり、改革よりは斬新なイメージを内包している。そうした点で現代の歴史が革命の時代から改革の時代へ、21世紀に入って革新の時代に移っているという学界の診断は意味深い。

 
革新を国政キーワードとして本格的に打ち出したのは盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の時だった。参与革新首席を新設して革新都市を推進した。進歩指向の教育長は革新学校を設立した。過去の話だけでない。朴槿恵(パク・クネ)大統領とセヌリ党も革新を打ち出すことに躊躇(ちゅうちょ)しない。朴大統領は国家改造というスローガンも国家革新に変えた。野党の提言を直ちに受け入れながらだ。セヌリ党の7・14全党大会の候補ら誰も彼も革新を前面に出して一票を訴えた。7・30再・補欠選挙を控えている今、「革新炸裂」をスローガンとして打ち出した。今や革新万能の時代が到来したような感じだ。

セヌリ党革新ドライブの絶頂はイ・ジュンソク委員長を前面に出して野心満々で発足した革新委員会だ。名前もセヌリ党を変える革新委員会、略して「新変委」に決めた。人気芸能番組『世界を変えるクイズ~セバキ~』をパロディしているが、選挙の時ごとに何のショーをしているのかという批判の中でも相次いで革新案を出して注目を浴びている。

しかし重要なのは今からだ。全党大会が終わって再・補欠選挙を行った後、「新変委」がうやむやに消えてしまうならば「選挙時期が来れば革新を叫ぶといつもそうだったように、龍頭蛇尾で終わった」というそしりを免れることはできないだろう。イ・ジュンソク委員長もこのまま革新委を終わってしまえば、自分のイメージだけをうまく作って責任は取らないこれまでの政治家の旧態を踏襲するという評価に直面するほかない。

そのような場合、2016年の総選挙と2017年大統領選挙で再び革新を叫ぶ時、誰がそれを信じるだろうか。これ以上の嘘つき少年はいないという皮肉だけを聞くのがオチだろう。限界効用体感の法則もあるではないか。革新という単語まで汚染されれば国民は次にどのような単語を期待しなければならないというのか。サプライズショーも3度すれば後がない。勝敗を離れて再・補欠選挙後、イ・ジュンソクとセヌリ党新しい指導部の歩みに注目する理由だ。

(中央SUNDAY第385号)

パク・シンホン政治部門記者

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