北朝鮮でバス墜落、中学生約50人全員死亡…北朝鮮最高の名門中
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.29 13:43
今年5月24日、北朝鮮の江原道馬息嶺(カンウォンド・マシクリョン)で中学生約50人が乗った観光バスが墜落し、全員死亡したという事故情報が遅れて確認された。この事故で犠牲になった生徒たちは「金正日(キム・ジョンイル)の母校」である平壌(ピョンヤン)第1中学校3年生だ。
29日の東亜日報の報道によれば、この日平壌第1中学3年の生徒たちは江原道元山(ウォンサン)の松涛園(ソンドウォン)国際少年団野営所に移動する間に事故に遭った。平壌第1中学校は北朝鮮の最高名門校とされ、事故で亡くなった生徒たちのうち北朝鮮高位級幹部の子供が多数含まれているという。
事故が発生した平壌元山高速道路の迂迴路である馬息嶺旧道路区間の道幅は、車2台がすれ違うこともできないほど狭く道路の外側にはガードレールもない。「虹の洞窟」などトンネル3本があけられているが頻繁な崩壊事故で詰まってしまい、この迂迴路を利用するケースが少なくなったという。