【グローバルアイ】富山から届いた日本人読者の手紙
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.29 09:35
昨冬、東京の豊洲にある大型ショッピングモールのレストランで、そばのテーブルのお客さんが、食事を終えてコートを着ようとする幼稚園児の娘にささやいていた。「ここで着てはいけないといったでしょ。また忘れたのね」。コートを着てそばのテーブルの皿にでも触れたら迷惑になるから、食堂の外に出てから着ろということだ。日本の親たちの厳格さだ。
昨年の秋には、妻が水道局から電話をもらった。「ひょっとしてご家族が増えましたか。それとも水道が漏れているのではありませんか」という質問だった。親戚の長期滞在で水道水の消費が増えたのだが、ひょっとして別の問題があるのではとチェックされたのだ。日本社会全体のこまやかさと几帳面さが感じられた。