韓国研究陣、エイズウイルス感染防ぐ物質を発見
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.22 14:09
エイズ(後天性免疫不全症候群)を起こすヒト免疫不全ウイルス(HIV)の遺伝体分解酵素を韓国の研究陣が発見した。エイズ感染を防ぐワクチンの開発に重要な手がかりを提供するとみられる。
ソウル大生命科学部のアン・グァンソク教授、ユ・ジョンミン博士課程研究員チームは、細胞の中の特定蛋白質(SAMHD1)がHIVのRNAを見つけ出して分解するのを確認した、と明らかにした。21日に世界的な科学ジャーナル『ネイチャー』の医学分野姉妹誌『ネイチャーメディシン』オンラインに掲載された論文でだ。