【時論】人材がいないのではなく、探せない=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.16 13:58
人材をまともに登用できず、国の経済が潤沢に回るようにできなければ、万のことが上手でも立派な指導者だとほめる人はいない。孔子と孟子が、尭舜時代を東洋の理想社会だと口がすっぱくなるほど繰り返し賛嘆したのは、まさに「用人」と「理財」がうまくいったからだ。
朝鮮500年の間、こうした統治原理に最も明るかった1人が、丁若ヨン(チョン・ヤグヨン、号は茶山)だった。茶山は『牧民心書』の「吏典」で用人を集中的に論じ、「戸田」では理財について詳細に論じた。