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朴大統領、元セヌリ党代表を抜てき…経済副首相に次いで社会副首相も“親朴”

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.16 10:16
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青瓦台(チョンワデ、大統領府)がセヌリ党の黄祐呂(ファン・ウヨ)議員(5選、仁川延寿)を教育部長官候補として検討し始めたのは、9日の金明洙(キム・ミョンス)前候補に対する人事聴聞会の直後だった。青瓦台は金前候補に対する世論が悪化すると、与党関係者を相手に代わりの候補の物色に動いたが、セヌリ党から黄議員を推薦する声が多かったという。

特に黄議員と同じ仁川地域の議員であり親朴系の核心である尹相ヒョン(ユン・サンヒョン)事務総長が、青瓦台の趙允旋(チョ・ユンソン)政務首席秘書官に黄議員を強く推薦したことが分かった。与党の関係者は15日、「黄議員は昨年から首相候補にも挙がっていたため、事前検証がかなり行われていると聞いている」と述べた。黄議員は1996年に国会に入って以来、常任委員会の活動の大半を教育委員会でした。第17代国会では教育委員長も務めた。

 
青瓦台の閔庚旭(ミン・ギョンウク)報道官は「黄候補はセヌリ党代表と国会教育委員長、ソウル家庭裁判所部長判事などを経て、教育に関する専門性と社会の懸案に対する対処能力が認められてきた」とし「経験を基礎に人材の養成と各種社会問題全般にわたりよく調整していくと期待する」と述べた。政府組織法が通過する場合、社会副総理の役割まで引き受けなければならない点を考慮したという説明だ。

また青瓦台は、元国会議員は一度も人事聴聞会で落馬していないという点も計算したとみられる。青瓦台の関係者は「朴槿恵(パク・クネ)大統領が崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)経済副総理、安鍾範(アン・ジョンボム)青瓦台経済首席秘書官、金姫廷(キム・ヒジョン)女性部長官など、現職議員を重用する流れの延長線上と見ればよい」と話した。黄候補は崔ギョン煥候補とは最近までセヌリ党代表-院内代表として息を合わせてきた関係であり、親朴系だ。与党代表が長官として入閣するケースは、2006年に盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で開かれたウリ党の丁世均(チョン・セギュン)議長が産業資源部長官になった前例がある。

黄候補はこの日、候補指名発表後に記者に対し、「今日の昼食前に指名の連絡を受けた」とし「セウォル号の問題が解決されていないため、教育部長官に任命されれば、子どもを学校に送っても安心できるのかという宿題を解くことが急がれる」と話した。

以下は一問一答。

--教育分野の専門性はあるのか。

「国会に入って18年間、14-15年はずっと教育委員として教育問題に接してきたし、一時も教育から手を放したことはない。社会副総理の役割は教育を越えて、社会の統合と葛藤の解消だが、そのような分野は教育界の人に比べ、もう少し活性化した役割ができそうだ」

--進歩性向の教育監とは問題をどう解いていくのか。

「国会教育委員長当時、進歩教育に対する信念がある野党議員と仕事した経験がある。教育の政治中立性と専門性という価値は、与野党と教育界内の進歩・保守のすべての勢力が共通して認めるため、こうした点で意見が一致するだろう」

--セヌリ党代表時代は青瓦台の言いなりだったという評価があったが。

「党と青瓦台の関係ではなぜ騒がしくしなかったのかという声が出るかもしれないが、政府としては調和することが引き立って見えることもある」

新政治民主連合の柳基洪(ユ・ギホン)首席報道官は「突然の黄議員の指名発表は国会を無視するものだ」とし「金明洙前候補に対してゴミを片づけるようにするのは理解できない」と述べた。

朴智元(パク・ジウォン)議員は「黄議員が教育委員を長く務め、長官をうまくするだろうと考える」としながらも、「全党大会で親朴が劣勢なので、大統領が政府だけでも首相と両副総理を前面に出した親政体制で運営しようという意図」と主張した。

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    朴大統領、元セヌリ党代表を抜てき…経済副首相に次いで社会副首相も“親朴”

    2014.07.16 10:16
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    教育部長官候補に指名された黄祐呂(ファン・ウヨ)セヌリ党議員が15日、ソウル汝矣島国会議員会館で開かれた記者懇談会の前、笑顔を見せている。
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