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【グローバルアイ】朴大統領の日程を満たせ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.15 08:17
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安倍晋三首相が現在、新記録を更新中であるものが一つある。「無改閣」記録だ。就任から567日目まで、一人の閣僚も交代していない。今までの最長記録は425日だった。何かある度に閣僚が更迭された第1次安倍内閣当時と比較すると驚異的な記録だ。秘訣は何か。

最近会った安倍首相のある側近は「正解は一つ。そばに飯島勲特命担当内閣官房参与(69)がいるため」と語った。飯島氏は小泉純一郎元首相の影だった。秘書官を34年もした。小泉首相の在任5年5カ月間は政務秘書官を務めた。韓国でいうと、李在万(イ・ジェマン)総務秘書官の地位だ。

 
飯島氏の役割はいろいろあるが、その中心は「人事記録の管理」だった。

まず飯島氏は小泉首相にいろいろな人に会うよう日程を決めた。首相に夕食を2回させる場合も少なくなかった。批判的な人たちも果敢に入れた。一日の平均日程が10件を超えた。市中の声をそのまま伝えるという意図だけではなかった。飯島氏は首相と会った人たちの「内面」を首相とともに細かくチェックした。いわば「先行人事」だった。報告書を100回見るより顔を合わせて5分間だけ話せば、どんな人物かはほぼ分かるというのが小泉首相と飯島氏の共通した人事哲学だった。もちろん金銭関係などの周辺情報はいつもアップデートした。これを基礎に飯島氏は人事案を出す時、○、△、Xのうち一つを選び、「点検意見」とした。

小泉首相は在任中、飯島氏がXをつけた候補を採択したことが一度もなかったという。このため小泉政権は高い支持率の中でロングランした。安倍首相はこれをそばで見ていた。2012年12月の首相就任を控え、安倍首相が打ち明けた最も大きな悩みも「どこかに飯島氏のような人がいないだろうか」ということだった。適当な人物が見つからないと、安倍首相は“小泉首相の人”である飯島氏を再び迎えた。そして「飯島ファイル」は安倍政権までも輝かせた。「常時人事準備」の結果が「無改閣」記録につながったのだ。

先週終わった人事聴聞会を見て、「なぜこんな人を…」と舌打ちしたのはテレビを見た視聴者だけではないはずだ。業務遂行能力の次元を離れ、基本的な素養さえない人が聴聞会のリングに上がってくるのだから情けない。何が問題なのか。対面検証を徹底していないからだ。普段5分だけでも会っていれば、こうした無駄な苦労はなかっただろう。

大統領が報告書に慣れ、参謀までが書類に埋もれている。コードを合わせるべきことは他にあるはずだが、なぜそういうところで合わせるか。総務秘書官も秘書室長も、もうやるべきことは見えている。大統領の日程表の空欄をぎっしり埋めることだ。参謀であれ外部の人であれ、できるだけ顔を合わせなければいけない。大統領が嫌ってもそのようにする必要がある。それが彼らの義務であり、存在の理由ではないのか。

金玄基(キム・ヒョンギ)東京総局長

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