<サッカー>世論に便乗して悪意の報道…後味悪い韓国代表監督の辞任(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.11 14:49
洪明甫(ホン・ミョンボ)監督(45)の最終選択は辞任だった。洪監督は10日、ソウル新門路サッカー会館で、韓国代表チームの監督から退くことを明らかにした。昨年6月24日に大韓サッカー協会が選任を発表してから382日目だ。
洪監督は「ワールドカップ(W杯)出場前、国民の皆さんに希望を伝えると約束したが、失望感ばかり与えたことについて心からお詫びする」とし「1年近く代表チームと一緒にする間、多くの失敗があり、それによっていろいろと誤解が生じた。過ちを痛感し、代表チームを離れることにした」と述べた。ブラジルW杯本大会1次リーグを終えた直後に辞任しなかったことについては、「代表チームの監督として国民の非難を受け、それを一緒に抱えていくところまでが自分の役割だと考えた」と釈明した。
サッカー韓国代表がブラジルW杯で見せた競技力は期待以下だった。ロシア(1-1引き分け)、アルジェリア(2-4負け)、ベルギー(0-1負け)を相手に2敗1分けに終わった。「最終メンバー義理選抜」「相手チーム分析不足」「選手のコンディション調整失敗」などいくつかの批判を受け、大会後にはブラジル現地であった選手団の飲酒会食、監督個人の不動産購入などの話が出て苦労した。