追撃者から先導者に浮上した中国企業、韓国を越えて米国と競争(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.09 09:36
ロンドンのタクシー会社「スリブ」は年内に「電気自動車タクシー」を走らせる。生産企業は中国の電気自動車企業BYD。世界電気自動車市場の版図を予想させる象徴性が大きい入札で、中国企業が事業を獲得したのだ。BYDは米カリフォルニア州ランカスター市にも電気バスを供給した。ウォールストリートジャーナル(WSJ)は最近、「追撃者から先導者に、中国技術企業の浮上」という企画記事で、「世界の工場の役割をしてきた中国企業が技術力を確保し、情報技術(IT)分野でトレンドをリードしている」と診断した。
中国企業は多く分野でトップ圏に入った。家電企業ハイアールは2008年から5年連続、世界で冷蔵庫を最も多く販売した。通信装備分野ではファーウェイ(華為)がエリクソンに次いで世界2位に入り、パソコン市場ではレノボが絶対強者だ。工商銀行(ICBC)は昨年、ザ・バンカーの世界銀行ランキングで1位となった。価格競争力を前面に出した造船・鉄鋼・機械などの分野では韓国を追い抜き始めた。