「現在の中国、唐の帝国主義と宋の善隣友好モデルが混在」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.07.08 15:07
米ハーバード大の中国専門家マイケル・プエット教授(50、中国史学科)が、中国の習近平国家主席の訪韓と同じ時期に韓国を訪れた。ハーバード大で「東洋政治思想」講座で爆発的な人気を得ているプエット教授は、中国の韓国重視外交について、「それだけ韓国がアジアで占める戦略的価値が重要であるため」と述べた。習主席が北朝鮮より先に韓国を単独訪問したことに関してだ。
プエット教授は「腐敗の根絶と効率的な政府運営という目標を持つ習主席は、改革的リーダーシップの所有者」と評価した。中国内の改革のために周辺国との外交関係も適切に活用していると分析した。秦の統一後に起きた悲劇の歴史の中で新しい国家建設のための理想を提示した漢のモデルは、現在でも示唆する点が多いと述べた。