「宇宙飛行士の経験を活用できず、講演に終始した人々が問題」=韓国(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.07.08 10:25
韓国人宇宙飛行士の誕生は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時期の2004年「サイエンスコリア国民運動」の一環で実現した。当時、政府の核心幹部だったA氏(彼は匿名報道を前提にインタビューに応じた)は、迷っている盧大統領を説得して裁可を勝ち取った。宇宙飛行士の輩出の必要性を力説しながら10年後に成し遂げたことだった。彼は「宇宙飛行士を(野球の)朴賛浩(パク・チャンホ)選手のような国民的偶像にしたかった。これを通じて宇宙開発に対する国民的な関心が盛り上がることを期待した」と話した。宇宙飛行士・李素妍(イ・ソヨン)氏(36)の韓国航空宇宙研究院(航宇研)退社の動きについて彼は「まともに活用できなかった人たちの責任が大きい」と指摘した。
--李素妍氏が航宇研を辞める決心をしたと伝えられている。宇宙飛行士の選抜計画立案者としての所感は。