<韓中首脳会談>昌徳宮訪れた彭麗媛夫人…「韓国に配慮」して白い服(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.04 11:22
中国のファーストレディ・彭麗媛氏(52)が3日、韓国を国賓訪問した。彭夫人は夫の習近平・国家主席と専用機で城南(ソンナム)のソウル空港に到着し、尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官夫妻、権寧世(クォン・ヨンセ)駐中国大使夫妻、趙允旋(チョ・ユンソン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)政務首席らの歓迎を受けた。
習主席と共に青瓦台で開かれた公式歓迎式に参加した後、趙允旋首席と羅善華(ナ・ソンファ)文化財庁長の案内で昌徳宮(チャンドックン)を見て回った。彭夫人は昌徳宮境内の仁政殿(インジョンジョン)を見学して「現代と過去が共存する姿が見栄え良い」として「(ドラマの)『大長今(テジャングム、日本タイトル・宮廷女官チャングムの誓い)』の中に入ってきたようだ」と所感を明らかにした。朝鮮時代、科挙の試験場として使われた暎花堂(ヨンファダン)の前では伽耶琴(カヤグム)演奏を聴いた。
キム・ヨンテク画家の芙蓉亭(プヨンジョン)の版画入りの牌とチョガクポ(韓国キルトのポジャギの一種)のペアスカーフ、ハングルで「星」と「花」が彫られた栓抜きもプレゼントされた。趙首席は最近、中国で旋風的な人気を呼んだ韓国ドラマ『星から来たあなた』に言及して、「星」は習主席が使い「花」は彭夫人が使えば良いという話をして雰囲気を盛り上げた。彭夫人は「夫が、星から来たあなただったらいい」と笑って応えた。彭夫人は趙首席に蓮華の花模様の大きな皿を、羅庁長にはシルクに紫禁城が描かれた絵をプレゼントした。彭夫人は雨がやんで日差しが出ると「この日差しは朴槿恵(パク・クネ)大統領がもたらしたもの」とも話した。今回の習主席夫妻の訪韓は「夫婦の礼」を備えて韓国を訪れたいという中国側の意思が反映されたものだ。