フェラーリ支社長「韓国の名品ブランドの勢い、明らかに弱まっている」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.03 16:40
「驚いた。清潭洞(チョンダムドン)には数多くの名品ブランド展示場がある。私が20年前に韓国に来た時はそうではなかった。しかしすべてが本当の“ラグジュアリーブランド”ということはできない。事業を拡大する過程でラグジュアリーの核心といえる“希少性”を失ったからだ」。
1日、ソウル江南区清潭交差点。バーバリー、ドルチェ&ガッバーナなど名品ブランド店が並ぶここに、あるイタリア人男性が現れた。彼は朝からいくつかのブランド店を回ると、指を折り始めた。「何をしているのか」と尋ねると、「本当に名品ブランドだといえるところを数えている」という言葉が返ってきた。フェラーリのジュゼッペ・カッターネオ極東アジア総括支社長の言葉だ。