韓国、東アジアの生産・通商ハブへと飛躍できる好機(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.03 10:58
韓中FTAの最も強力な推進力は両国の首脳会談だ。2012年5月、両国は8年余りの退屈な事前協議段階を終わらせ正式交渉に入った。これを可能にしたのは同年1月に行われた李明博(イ・ミョンバク)大統領と胡錦涛国家主席の首脳会談だった。2013年6月には朴槿恵(パク・クネ)大統領と習近平主席が会い、「高い水準の包括的FTA推進」への意志を表明した。その後交渉は一瀉千里で進められ、9月には2段階交渉に入ることができた。
また首脳会談だ。朴大統領と習主席の今回の首脳会談でも経済分野の主要議題はFTAだ。交渉完了までのタイムテーブルが提示される可能性もある。韓中FTA交渉が急流に乗るという話だ。韓国企業がFTAという新たな韓中経済協力パラダイムに備えなければならない理由だ。