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GMの決断「無限賠償、無限リコール」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.02 17:07
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「お金よりも信頼が大切だ」。

57セントほどの点火スイッチ(イグニッションキー)の不具合で「リコールとの戦争」を行っているゼネラル・モーターズ(GM)が、「無限賠償」カードを取り出した。GMが選任したケネス・ファインバーグ弁護士は先月30日(現地時間)にワシントンDCで開いた記者会見で「GMが(点火スイッチ不具合による)事故の被害補償に支払う金額には限度がない」と明らかにした。

ファインバーグ氏が提示した案によれば、死亡者に対する賠償は100万ドル(約10億ウォン)から始める。ここに事故当時の年齢や勤労所得により生涯所得を算定する。また配偶者と扶養子供1人あたり30万ドルが追加される。例えば死亡者が年俸4万6400ドルを受け取り、2人子供を持つ25歳の既婚女性ならば、遺族は400万ドルを受け取ることになる。深刻な障害が発生すれば賠償額ははるかに高くなる。全身マヒになった子供ならば賠償額は数千万ドルに達することになる。遺族たちがより多くの賠償を要求すれば別途の検討を経ることになる。

しかしGMの賠償を受け取れば、訴訟は放棄しなければならない。賠償を受け取るための条件はただ2つだ。衝突事故がシボレーコバルトなどリコール車両に関連し、エアバッグが広がらなかったという証拠がなければならない。GMは被害者が訴訟よりも賠償プログラムを選ぶと期待している。賠償金が小さくない上に訴訟に比べ迅速なためだ。GMは今回のプログラムにかなり精を尽くした。まず最高専門家を投じた。ファインバーグ弁護士は9・11テロやボストンマラソンテロの賠償業務を監督した被害補償のベテランだ。ファインバーグ弁護士が用意した「無限賠償」原則は、営利を追求する企業にとっては容易ではない決定だ。専門家たちの間では、GMが大衆の信頼を回復するために第一歩をしっかり踏み出したという評価が出てくる。GMのメアリー・バーラCEOは「被害者に対する賠償は企業の義務」と話した。

GMの賠償計画で金額よりもさらに注目されているのは、GMが2009年の破産合意を盾にしないことにしたという事実だ。これまで業界では、今のGMは旧GMが破産して新しく始めた企業であるだけに、免責条項によって過去の自動車欠陥に対して責任を負わなくても良いという主張が強く提起されてきた。しかしGMは、法律的な解釈を問い詰めるよりも大衆の信頼に焦点を合わせることにしたと見ることができる。

無限補償と共に注目されているもう1つは「無限リコール」だ。GMはこの日、車両840万台を追加リコールした。これでGMの今年のリコール規模は2800万台を超えた。GMは点火装置の欠陥のために自動車のキーが意図せず戻ることをリコール理由として明らかにした。1997~2005年製のシボレーマリブや2003年~2014年製のキャデラックCTSなどだ。最近のGMは、欠陥が認められれば積極的にリコール措置を発動する。これに伴いリコール費用は天井知らずの状態だ。ブルームバーグ通信によればGMは1-3月期に13億ドルをリコール用に使ったのに続き、4-6月期にも12億ドルを支出すると予想されている。

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